英単語を書いておぼえるのが得意な人は、すでに書きまくって覚えているはずです。
でも、書くのも面倒だし、書いたところで覚えれられるかもわからい。
これから紹介する英単語の覚え方は中学生にかかわらずTOEICや英検を目指す大人でも十分つかえる方法です。
英単語の覚え方のオススメ方法はスマホ利用です。
アプリではないですよ。
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スマホをフル活用で英単語激おぼえ
結論から言うと、スマホのボイスレコーダー(録音)機能を使って、自分で単語と意味を読み上げていきます。
例えば、「ビット(bit)、少し」「エネミー(enemy)、敵」という感じです。
中学でおぼえるべき単語は、1600~1800くらいです。
一回、10分くらいを目安にすると聞きやすいと思います。
もちろん、おぼえてしまっている英単語は無視して構いません。
まだおぼえていない、あるいは、なかなか覚えられない英単語を、ボイスレコーダーに吹き込んで通学途中や風呂の中で聞き流します。
自分の声はおどろくほど記憶に残ります。
ある意味「自分だけのアプリ」です。
私は、親御さん以上の世代ですが、中学の時通っていた塾でこの方法を教えてもらいました。
当時はカセットテープに録音してウォークマンで聞いていました。
おっさんになってわかったのですが、 中学生のときの記憶力はスペシャルです。
もしかすると、記憶力が一番優れているときかもしれまません。
今でもはっきり覚えています。
今どき英単語アプリを探す人もいますが、そんなもので英単語が覚えられりゃ苦労しません。
youtubeでも英単語をひたすら読み上げる動画があがっていますが、知っている単語が読まれている時間はムダでしかありません。
自分の声でおぼえるのが確実です。
もし、賛同してくれる仲間がいれば、友達の声で録音してもらうのも有効ですよ。
英単語以外の文法にも有効
「実は自分の声を録音して聞く」というのは英単語以外にも有効です。
例えば、文法のルール「助動詞の後は動詞の原形」といったやつです。
なかなかおぼえられない文法ルールがあれば、自分の声で録音して繰り返し聞けば、びっくりするほど記憶に定着します。
これは、英単語に限らず、社会や理科などにも応用できます。
クラスでトップの彼や彼女も、もしかすると、この方法をやっているかもしれませんね。
中学生が英単語をおぼえる前に(1)
日本では、英単語の読み方はおしえてくれますが、「音」については教えてくれません。
「Bをなんと読みますか?」と質問すれば、ほとんどの中学生は「ビー」と言うでしょう。
これはアルファベットの読み方であって「音」そのものではありません。
「B」の音は短く「ブッ」という破裂音です。
アルファベットの音はフォニックスという学習方法で学ぶことができます。
30年以上前に「英単語は音が大事」と気づいた北海道の塾の先生がいました。
その塾ではフォニックスを使ってアルファベットの音から学ぶ方法を採用しました。
その結果、塾に通う生徒や卒業生は、知らない単語を見ても正しく発音できるのはもちろん、英語を話す人のを聞いて、知らない単語に関わらず、文字を起こすことさえできるようになりました。
彼らの特徴は、外国に言ったこともないのにネイティブ並の発音ができる点です。
もし、将来英語をしっかり身につけたいと思っているなら「音」から入ってください。
中学生が英単語をおぼえる前に(2)
「好きこそものの上手なれ」という諺【ことわざ】があります。
「好きなことは、どんどん積極てきにやるよね~」という例えです。
どんな科目にも共通するのが「好きか嫌いか」です。
嫌いな科目は、気乗りしないし教科書や参考書を開くのも嫌ですよね。
でも、成績を上げたいなら、まず「その科目を好きになる理由」を作ることです。
私の場合は、「アメリカが好きでアメリカ人と普通に話ができたら素敵だな。」と動機がモチベーションになりました。
でも、理科など、水溶液とか植物の分類とか、学習する意味が見いだせず、テストでは30点とれるかどうかというポンコツでした。
中学生のあなたに言いたいことは、いろいろな科目がありますが、「全部できる必要はない。」ということです。
今の日本の教育では「全科目できるのは優秀」という空気がありますが、これは完全に間違っています。
得意なことをどんどん追求すれば、人生が非常にうまく進みます。
それは、オッサンやオバハンになって、初めて気付くことです。
だから、今後のあなたも突入するオッサンやオバハンの言うことは、できるだけ聞いておくのが、社会で生きていく上で大いに参考になるでしょう。
学校の先生や親だけでは情報不足です。
老若男女問わず、いろいろな人の話を聞くことをおすすめします。
ちょっと話がそれましたがグッドラック!です。
英単語は発音記号もおぼえよう!
今の人が紙の辞書を使うことは少なくなっていると思いますが、英単語の辞書には発音記号が記されています。
それを読めるとネイティブのような発音ができます。
フォニックスと合わせて、発音記号をマスターすれば、知らない単語も性格に発音することができます。
もちろん、「英語に興味はないけど成績は上げたい。」なんて人は、そこまでする必要はないと思います。
将来、国際的に活躍したいならフォニックスを習得したり、発音記号をマスターできたりすると、英語の学習スピードは飛躍的に伸びます。
中学英単語にこだわらない
中学生でも、ふだんの会話で「ビミョ~」なんて言いますよね。
英語では「ambivalent(アンビバレント)」と言います。
英検1級レベルの英単語とされています。
中学生でも、普段使っている日本に対応する英語を知って罪になるはずがありません。
中学で学ぶ英単語1600~1800というのは、あくまで目安で、別に3000語、5000語と覚えてしまっても、誰も困りません。
いま中学生の人は、これから高校、大学と進学すると思いますが、高校や大学で学ぶ英単語を先に知っておいてもいいじゃないですか。
向上心のある人は、ぜひ、中学英単語にこだわらず、どんどんハイレベルの英単語をおぼえてみてください。
本気で英単語をおぼえる人はコレも
「自分で英単語を読み上げて録音、それを繰り返し聞く。」というのは、英単語をスピーディーにおぼえるためのテクニックです。
これ以外、有効な方法があります。
それは、なかなかおぼえられない単語を紙に書いてトイレや洗面所の壁に貼っておくことです。
2回3回と見るうちに、当たり前に知っている単語になります。
私も大学受験のときは、部屋中、英単語の紙で埋め尽くされていました。
トイレはもちろんのこと、キッチンに風呂場、玄関のドア(内側)、窓ガラスにと。
自宅にながら英単語攻めの環境をつくることです。
うんざりするほど英単語を見て、じゃっかん辟易【へきえき】しましたが、当時通っていた予備校の全国模試では全国ランキング2~3位になりました。
偏差値は75くらいで、TOEICで言えば900点クラスだっと思います。
東大の問題もサクサク読めて、それなりに回答できました。
ただ、東大を目指したかったのですが、英語、国語、数学以外は苦手を克服することができなかったので私立大学に進学しました。
性格が超絶なまけものなので、楽して英単語をおぼえることばかり考えた結果、ペタペタはりまくったのです。
貼るやつは、他の科目でも使えますね。
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